見える化でパレット紛失・盗難防止にも
パレットは、工場や倉庫で数万個という単位で使われる、製品の出荷に必須のアイテムです。
タイのモノづくり現場の皆様にとっても、目にすることの多い非常に身近なものではないでしょうか。
しかし、身近でありながら、「今、どこに、どれだけの自社パレットがあるのか?」正確に把握できている現場が少ないのがタイでの実情です。
パレットの在庫管理(資産管理)課題
出荷先にどれだけのパレットが出ているか把握できないために、余分に買い足してしまうこともあるのではないでしょうか?過剰に在庫を持つことで、コストはもちろん、パレットを置くスペースも必要になり管理費がかさんでしまいます。 また、紙やエクセルで管理しているために正確に数を把握できず、更新忘れが発生したり、更新の手間もかかっているというお声をよく耳にします。
タイでは、パレットは資産として会計上扱われます。
パレット管理を従来あまり重要視されていなかった現場でも、近年の経費削減への意識の高まりから、パレット管理を見直しされるケースが増えています。
【パレット管理の課題(例)】
▲ 自社パレットが現在どこに(場所)どれだけ(数)あるのか把握できていない
▲ 手書きやエクセルで管理しているため工数がかかる
▲ 更新漏れ、更新ミスがあり数が正確に把握できない
▲ 過剰なパレット在庫があり、保管スペースが増大
▲ いつのまにか自社パレットの数が減っている(紛失・盗難の可能性)
▲ 管理スタッフの異動・入れ替わりをきっかけに管理できなくなってしまった
RFIDのマーストーケン×業務システムのペンタソリューションズ共同開発!パレット管理システム『RFID PMS』
パレット管理に関するお悩み・ご相談を沢山いただく中で、RFIDとバーコードを使って膨大な数のパレットを簡単に管理できるシステム『RFID PMS』を開発しました。
業務システムソリューション開発のペンタソリューションズと、RFID・バーコード等の自動認識に強みを持つマーストーケンとの共同開発です。
工場から客先へ出荷
⇒ 客先で受取り
⇒ 客先から工場へ返送
⇒ 工場で受取り
のパレットの一連の流れを簡単にステータス管理、モニタリングできるシステムです。
RFID PMS使用の流れ
1.パレット・タグ・QRを最初に一度紐づけ
2.出荷前にパレットをRFIDで読取し、行き先を選択
3.お客様側では専用アプリをスマホでダウンロード(専用端末もOK)
4.お客様側でQRを読み、受取りステータスに
5.パレットを返却する時にQRを読み、返却ステータスに
6.工場で受取る時にもRFIDで受領確認し、一連の流れが終了
クラウドでリアルタイム管理!『RFID PMS』の導入メリット
✔ パレット管理の見える化・リアルタイム管理
✔ 誰でも使いやすい専用アプリで簡単オペレーション
✔ QR活用の進むタイ社会にサービスがマッチ!導入・浸透が容易
✔ 再利用可能なRFIDによってパレット買い替え時にも、タグ付け替えのみでOK
✔ クラウドサービスのためインフラ構築不要
✔ トラックの通行証にもQRがあり、盗難防止に効果あり
✔ 出荷先が海外でも使用可能
✔ 同じ種類のパレットでも一台ずつ個々のIDを保有
パレットだけじゃない!『RFID PMS』幅広い活用アイテム
パレットに限らず、場所を移動してサイクル利用するアイテム(通い箱)の管理に使用できます。アイテムの社内外のレンタル時にも応用できます。
(例)デモ機、工具、コンテナ・オリコン・台車・滑車などの通い箱
数が多いアイテムや管理が煩雑な場合にこそ、管理効率アップの大きな効果を感じていただけるサービスです。